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朝日新聞より転載
トヨタ、医療・介護ロボ発表 13年以降に実用化
トヨタ自動車は1日、介護・医療用のロボット4種類を発表した。2013年以降に実用化する。体の不自由な人や高齢者の自立歩行をたすけたり、ベッドから人を持ち上げてトイレに移動させたりする。トヨタが医療分野のロボットを手がけるのは初めて。
07年から藤田保健衛生大(愛知県豊明市)と共同で開発してきた。
自立歩行をたすけるロボットはブーツのような形。足にベルトで固定して使う。自動車のセンサーを応用し、ひざの角度や足裏にかかる体重を検知。歩く速さや歩幅に合わせて足の振り出しを支援する。ひざを曲げることができ、階段や坂道でも比較的スムーズに歩けるという。炭素繊維も用いて軽量化した。価格は未定。
脳卒中などのリハビリのための歩行練習用や、歩くことが難しい人のバランス練習を支援するロボットもある。
今後は、病院や介護施設での実験を増やし、安全性や使いやすさを高める。トヨタの井上洋一常務役員は、「介護はより裾野の広いビジネスになる。すべての人が自由に移動できる社会を目指したい」と話した。
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