2011年3月20日日曜日

3/19 岐阜カラフルタウン




GXR a12 28mm

震災の最中であるが、元気が出てきたので普通にブログを書いてみる。

【岐阜カラフルタウン】 
ショッピングモールへドライブしてきた。
トヨタの車が沢山展示してあって、ショッピングもできるという場所。
クラウンアスリートに俺は座っていたのだが、車のドアをあけたり
トランクの大きさとか気になる人は、家族からはなれたおじさんばかり。
子供連れの若い夫婦は、ダイハツの軽自動車スペースに興味があるようだった。

【放射線の単位についてメモ】
(どれくらいの量の放射線を浴びても良いか。)

・1mSv(ミリシーベルト):

普通の人が1年間に浴びても良い放射線の量。自然放射線が2.4mSvだそうなので、普通の人は、年間に3.4mSvくらいは浴びても大丈夫ってこと。
・100mSv:
放射線技師(成人男子)の人などが一回に浴びても良い放射線の量。または5年間通算で浴びても良い量。今回の事故を受けて250mSvに引き上げが検討されているらしい。

(今各地の放射線の値はどれくらいか)
・2011年3月18日の記録によると
東京:0.05μSv/h
つくば:0.1μSv/h
単位は、μ(マイクロ)であってm(ミリ)の1000分の1であり、
時間当たりになっているので、人体への影響を考えるにはこの値を積算しないといけない。
ものすごく単純にこの値が1年間続くと仮定すると、それぞれ
東京:0.44mSv
つくば:0.88mSv
東京はまったく問題なし。つくばも1mSvを下回っていることがわかる。
ちなみに、つくばの値は、バックグランド(自然放射線)を差し引いた値となっている。東京の値がバックグランドを差し引いているかどうかは不明。

【参考サイト】
人体への影響 wiki  シーベルト
つくばの放射線量
朝日新聞の報道
日本の原発周辺のモニタポスト
東海村周辺モニタポスト
※緊急時の人体への影響を比較する場合は ほぼ1nGy/h=1nSv/hとしてみればよい。

【再臨界の可能性について】

チェルノブイリや広島原爆のような被害がでないことは理解している。
・チェルノブイリの場合は、黒鉛減速材の火災が被害を増大させたので炉の構造が異なる。・原爆のように多くの燃料を一瞬に臨界状態にすることは高度に人工的な工夫がいるので、福島の原発ではあり得ない。

しかし、再臨界という状態になる可能性はゼロであるのか?

俺にはよくわからないことが多いので結論が出ない。とにかく、現状は放水が成功しているようであるので、臨界状態へ突入する可能性がどんどん減ってきていることは確かだろう。
疑問点とわからないなりにも考察をメモしておく。

疑問1:今日のテレビで専門家が以下のようなことを言っていた。俺にはよくわからない。

「臨界状態になるには燃料同士の距離が遠すぎず、近すぎないこと、しかも燃料と燃料の間に水があること。」


疑問2:格納容器内の燃料が万が一再臨界状態になったとして、格納容器は水蒸気爆発に耐えられるのか?


疑問3:ペレットの融点は約2900度、ウランの融点は約1100度、沸点は約3700度、格納容器はステンレス(融点1500度程度だろう)でできている。再臨界に達すると映画のように最後には格納容器の底に穴があいてしまうのか?


考察:
1:再臨界状態を起こす幾何学的条件は原爆につながるノウハウであるので公開されないだろう(公開しないでよい)。
2:万が一、燃料ペレットが溶融し(融点は2700−2900度もあるらしいが)再臨界が始まった場合、温度、燃料の比熱と水蒸気爆発との相関関係シミュレーションが被害の大きさを決める。これもよく考えれば公開できない内容であるので、日本は情報を出さないと外国から避難されても公開しない方が良い。
3:格納容器の底に穴があいた場合。チャイナシンドロームという映画のようなことが起きるとは考えにくく(この映画みてないけど)、容器外での燃料の拡散により早い段階で再臨界状態は解除されると想像する。むしろ一気に周りの水がなくなる機構があれば、水蒸気爆発しなくてすむのかもしれない。第4世代(?)原発の安全性は自然に水蒸気爆発をさけるってどこかに書いてあったが、このことかな?


【最後に】
自衛隊をはじめ現場にいる人に本当に感謝したい。
今日の段階で、積算線量が80mSvを超える人が出てきたと報道されている。
本当に命がけで仕事をしてくれている。

東京消防庁の動画1
http://www.youtube.com/watch?v=6Vad16Rlx8U
東京消防庁の動画(ニコニコ動画だけど)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13902055

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