2010年9月21日火曜日

sigma foveon dp2s ミノムシ COSMO sigma SD1

朝、通勤途中PAでのミノムシ。リッショウ遅れた(これでわかる人どれくらいるかな)!

いつか撮りたいと思っていたCOSMO GSの青。

















SIGMA SD1
4600万画素のFoveonが出る。すごいことになる。でもレンズ追いつくのか?
CFカードになるのは、書き込み間に合わないから?データ多いから?

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100921_394996.html


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8 件のコメント:

雄一 さんのコメント...

山田さん,SIGMAの新製品の情報,ありがとう。
これはすごいね。
これで,縦3層ではなく,縦4層(今液晶テレビではやりの第4色目ね)で,フルサイズででたら買っちゃうかも?
Nikon Fマウントでも出してくれたら,絶対買っちゃうね。
SUBARU(FUJIJYU)とTOYOTAのコラボFT-86みたいに,SIGMAとNikonのコラボなんちゃって。

ymd8756 さんのコメント...

雄一さん
すばやいコメント。
sigmaとNIKONのコラボいいですねー。
NIKONがsigmaへ出資すればいいのかな…。

縦4層してもどうなんだろ。フルサイズにしてもうすこし感度に振ってほしい。

雄一 さんのコメント...

foveonセンサーの強みは,色分解を水平アレー(ベイヤー配列)の組み合わせで行なわくて良いところ。諸悪の根源「ローパスフィルター」が不要である点。その分,同じ解像度を実現するために必要な画素(実際の開口の数)は少なくてすむ。つまり,1画素の開口が大きい。
4600万画素というのは表現が悪くて,実際の画素はその1/3の1536万画素。
もう少し,感度にふるとして,1000万画素前後でいいかも。それでいてフルサイズ。さらに,縦色分解を4層にしてもらったら,色空間の広さも確保でき,他の素子では真似の出来ないもう一つの差別化が初めて出来る。3層では差別化にならない。
当然,深さ方向の電極構造と取り出し配線をどうするかは,Foveonといえど制約はあると思うので,もうちょっと頑張って欲しい。
そのためにも,需要数を伸ばしてあげないと,センサ開発にはお金がかかるから。
山田さん,DP1sかDP1xも買って,SD1も買って,応援してあげてください。

ymd8756 さんのコメント...

記事が正確なら、SD1とSD15を比較しているので、本当の意味で4600万画素何じゃないでしょうか。そのため処理IC二つ必要かと。

sigmaの公式ページみてみた。正しいみたい。
http://www.sigma-photo.co.jp/news/100921_SD1.htm

dp2sも本当の意味で(APS-C程度の大きさで)1400万画素なので、開口率だけを考えれば他のセンサより感度が良いはず。一方縦にすることでRGBそれぞれの層の電圧がとれないのでいろいろ苦労あるのでしょう。最初に青の層で青を見るといっても長波長側も吸収されてしまうし、大変だなと。
PNジャンクションを3セットもっていると思いますが製造工程で生じる苦労もあるでしょう。縦に複雑な構造が波長別に分離するときの邪魔(理論的吸収からのずれ要素)になる。

お、foveonのことをまじめにもっと考えてみても面白いかも。

雄一 さんのコメント...

SIGMAのサイトに
SD15が2,652×1,768×3層
SD1が4,800×3,200×3層
という風に書いてありました。なので,SD1の平面アレー画素数は1536万画素ですね。

それにしても,第一層目には,短い波長から長い波長まで,すべてが吸収されるので,混じっているといえば混じっているのでうが,各波長ごとに深さ方向の吸収分布が理論的に決まるので,チップで処理する中で当然演算処理されて,各色成分が出力されます。同じことが,古くはサチコンからベイヤー配列までやはり演算で色分離されているわけで,同じといえば同じですね。
ベイヤー配列のカラーフィルターがどれだけの帯域幅のカラーフィルターか,に依存して,結局たいていは3原色は互いにスペクトルは重なっているので,大なり小なりそういうことは起こっています。

それにしても,縦方向にジャンクションが縦続接続された構造では,内蔵電位が入射光強度で変調されて,その分,色分離を変調することになる成分は存在すると思われます。その分の関数も含めて演算するのか,ある程度の光強度まではそのファクターは無視しているのか,あまり詳しくは知りません。

それにしても,SIGMAのSD15なり,DP1やDP2のHPの唯一無二的な哲学を語られると,理工系の人間は,その技術の成熟度がどうであれ,惚れ込んでしまします。

ymd8756 さんのコメント...

そうか 1536万画素か。ちょと驚きすぎました。

雄一さんとはあの方面の話ばかりで、この方面の話したことなかったけど、やっぱり話せますね。

【色再現について】
各色の減衰が単純な関数からずれる理由として、仰るように空乏層の電位が入射光で変調されるのと、他の色相との境界で変調されるのと、少なくとも二つのファクタを想像できます。
あれ、でも各層に電圧かけるのは独立なのかな。いっぺんにかけられるのかな。よくわからん。

ともかく、どちらのファクタも光量に対して線形であれば後処理で何とかなるんでしょうね。
そういえば、silkypixという汎用現像ソフト(たぶんご存知)でsigma dp2sのraw現像がまだ対応してないんです。foveonのrawファイルの現像にはものすごいノウハウがあって大変なのが想像できます。
個人でもraw現像に挑戦しているサイトを見たことあります。結構おもしろくて、はまるんだろうなーと思ってみていました。

【感度アップについて】
foveonの場合、感受層にいろいろドープして増感ってのは、自然な色味を再構成するのに上記の理由から面倒なのでやりたくないはず。
配線は受光面の上にあるんですよね。流行の裏面にするには削りの場面で精度が普通のCMOSより大変そう。でも結局感度ってどれだけ受光面に光を取り込めるかが一番効きますよね。裏面配線の方向でがんばってほしい。

雄一 さんのコメント...

いかんねぇ〜。
「雄一さんとはあの方面の話ばかりで、この方面の話したことなかったけど、やっぱり話せますね」
これイカンでしょう。他の読者が読んだら,あの方面といえば・・・

そうそう,空乏層は温度でも変化するので,その点でも色再現は結構手こずるらしいです。
ただの太陽電池で効率アップだけなら,ここまで悩まないでしょうけどね。

そういえば,うちの家内用のFuji FinePix HS10も裏面照射型ですが,あれでも薄いとはいえある程度の厚さの半導体を通ってから,感受層に到達するわけで,その意味で,半導体内の発生電荷の横方向散乱の問題は存在するような気がする。
他の機種でも確認されますが,暗いところの感度は確かに上がっているけれど,解像感は低下している。ひどいとうっすらと赤みが大きな範囲にかぶっている場合があります。結構汚い絵になる場合があって,びっくり。
何でも一長一短がある。
それでも,将来その欠点を抑制するアプローチが成立するかどうかを見極めるのが,研究者の役目でしょ。
頑張れFoveon!

ymd8756 さんのコメント...

雄一さんこのサイト面白そう。フォビオンのraw を自分で現像している人です。後でゆっくり見てみよっと。

http://www.higashino.jp/photo/sd10/dcx3/x3/index.html